スプーンの上に乗っているカプセル錠
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バイアグラの副作用と病院処方について

バイアグラの副作用と病院処方について
バイアグラはED治療薬の先駆けとして1998年に認可されて以降、根強い人気を誇っており3大ED治療薬の一つとして数えられています。
主成分はシルデナフィルと呼ばれる物質であり、血管を拡張し血行を促す作用があるほか、PDE5と呼ばれる酵素の過剰分泌を抑えます。
このPDE5には、勃起に深く関係するeGMPと呼ばれる物質を分解する作用があることから、PDE5を阻止することで本来の勃起力を取り戻すのがバイアグラの役目となります。
バイアグラは、シルデナフィルの含有量により25mgと50mgの2種類があり、服用後40~60分程度で作用が実感されはじめ、5~6時間程度と作用が続きます。
ただし、そのピークは服用から3時間くらいまでで、その後は徐々に作用がなくなっていきます。
バイアグラの大きな特徴は、服用したほとんどの人がその作用を実感できることです。
それまで、精力剤はありましたが、根本的にEDを治療する薬は皆無でしたから、まさにバイアグラの登場はED患者に大きな希望を与えるものでした。
現在では錠剤タイプのものだけではなく、携帯に便利で飲みやすいフィルムタイプや舌下錠タイプのものも発売されています。
一方で副作用が発生しやすく、食事の影響を受けやすい治療薬としても知られており、服用した7割程度の人が、個人差はあるものの頭痛、ほてり、目の充血、胃痛といった副作用を実感しています。
ただし、これらの症状はシルデナフィルの血流促進作用によるものですから大きな、大きな問題ではありません。
しかしながら、動悸や息切れ、心臓が痛むといった、心臓に関係する副作用が発生した場合には注意が必要です。
バイアグラの主成分であるシルデナフィルは、もともと狭心症の治療薬として活用されるはずでしたが、そのプロセスにおいてED治療に有効であることが発見され、ED治療薬も開発に変更された経緯があります。
したがって、心筋梗塞や不整脈といった心臓病、腎不全、糖尿病などを患っている人は、シルデナフィルの血行促進作用が仇となり、心臓に十分な血液が送り込めなくなりますから、動悸や息切れだけではなく、狭心症の発作を引き起こす場合があります。
特にニトログリセリン等、硝酸剤や心臓病の治療薬を服用していると、両方の薬が作用し合うことで過度な血行促進作用が引き起こされ、血管が破裂するなどの重大な副作用が発生します。
したがって、これらの医薬品は併用禁忌品として指定されており、絶対に併用してはなりません。
また、心臓病だけでなく、何らかの病気を治療中で人は、処方されている治療薬を持参の上、医療機関の診察を受けておくことが賢明です。

バイアグラは専門外来で処方してもらう

日本でバイアグラは1999年に認可されましたが、医療機関向けに販売されているだけであり、ドラッグストアなどでは販売されていません。
すなわち、病院で処方箋を交付してもらわなければ購入できません。
これは、バイアグラが非常に強い作用が期待できる反面、副作用が発生しやすい治療薬であることに起因しています。
そこで、バイアグラを入手するためには、泌尿器科の専門外来で診察を受けることが必要となりますが、保険の対象とはなりません。
泌尿器科の専門外来では、まず、最初にヒアリングシートに、EDの状態やそれを自覚した時期、現在及び過去の病歴や現在服用している薬などを記入します。
その内容に基づいて、血圧、脈拍、血液検査、尿検査、心電図測定といった検査を行う場合があります。
なお、直前に健康診断や人間ドックを受検している場合には、その結果を持参することで検査項目が省略される場合もあります。
その後、医師がバイアグラの服用の可否、容量などを判断して処方箋を作成するのが一般的な流れとなります。
診察にあたっては、性器を診察したり性生活について詳細に聞かれるのではないかと誤解している人も少なくありませんが、一般的な健康診断とあまり変わるものではありません。
また、専門外来であれば男性スタッフが対応してくれる医療機関もありますから、抵抗なく診察を受けることができます。
診察にかかる料金は保険の対象外となることから、全額負担となり診察料が5,000円、バイアグラ1錠あたり25mgのものが1,300円、50mgのものが1,500円が相場となります。
なお、ED治療は自由診療にあたりますから、診察料金は医療機関で定められることから、診察料を無料としているところも増えています。
泌尿器科等の病院で診察を受けることによって、医師から副作用の種類や対処方法などを丁寧に説明してもらうことができますし、疑問に感じることはその場で質問できますから、安全に服用できることが最大のメリットです。
また、医療機関の処方箋を遵守していたにも関わらず副作用により、重大な障害が発生した場合には補償制度が適用されることも大きな安心につながります。

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